MTX-8802Aの特徴

高性能ヘッドアンプ搭載

  • 入力各chに高性能ヘッドアンプ、ハイパスフィルターを搭載
  • ヘッドアンプは60dB以上のハイゲインでもハイバンドにおいて歪みが少ない高性能な回路を使用
  • ゲインは20/40/60dBの3段階切替で、連続可変より設定が簡単
  • -20dBのパッドと併用で-60dBuのマイクロフォンから-4dBuのラインレベルまで対応

各入力に-20dBパッドスイッチ付属

  • 各入力に-20dBのパッドスイッチを装備

グラウンドリフトスイッチ装備

  • 入出力のグラウンドがカットされるグラウンドリフトスイッチを装備

クロスポイントトリムは-∞から+6dB可変、CUTスイッチ付

  • クロスポイントのトリムは従来のアッテネートではなく、+6dBのゲイン取得が可能
  • それぞれのクロスポイントにCUTスイッチを装備しており、ON/OFFが容易に実行可能

入出力信号チェック用のモニターセレクト出力、VUメーター、ヘッドフォンアンプ装備

  • 信号モニター用のVUメーターとヘッドフォンアンプを装備
  • VUメーターは0VU=+4dBuの設定になっており、正確なレベル監視が可能
  • ヘッドフォンモニターはハイパワーヘッドフォンドライブICを採用しており、サウンドによるチェックが可能

送出バスを選択可能なトークバック機能内蔵、外部トークバックマイク入力装備

  • トークバックアサインスイッチによって選択されたバス(アウトプットチャンネル)に、内蔵マイクまたは外部マイク入力からのトークバック信号を送ることが可能
  • 両マイクの同時使用も可能

AC100V~AC240V、DC12V電源での使用が可能、停電バックアップ機能も装備

  • AC100V~AC240VまたはDC12Vの電源による使用が可能
  • 停電などによりAC100V~AC240Vが切断された場合、自動的にDC12Vに切り替え

ハイパスフィルター搭載

  • ハイパスフィルターを搭載することによりOFF/100/200Hzの切替を可能とし、選択された周波数ポイントより-12dB/OUTで減衰

可搬性に優れたキャリングケース一体型構造

  • 現場での移動などを考慮し、キャリングケース一体型構造を採用

複数台バスカスケイドコネクタ(オプション:別売)

  • 複数の本機をバスカスケイド端子で接続することにより、入力数を増やすことが可能

入出力マルチコネクタ(オプション:別売)

  • 個別の入出力とは別に、1-4ch、5-8chをまとめたマルチコネクタを搭載可能
  • それぞれ個別の入出力とパラレル接続になっているため、個別のグラウンドリフトはマルチコネクタの入出力にも作用


MTX-8802A 製品仕様

入力(オーディオインプット1~8チャンネル)

入力インピーダンス 10kΩ(電子バランス)
コネクタ XLR 3-31タイプ(2番HOT)
入力飽和点 +20dBm
基準入力レベル -56dBm~+4dBm
パッド -20dB
ヘッドアンプゲイン 20dB, 40dB, 60dB
トリム ±10dB
ハイパスフィルター 100Hz, 200Hz(-12dB/OCT)

外部(EXT.)トークバックインプット

入力インピーダンス 2.2kΩ(電子バランス)
コネクタ XLR 3-31タイプ(2番HOT)
基準入力レベル -50dBm
ヘッドアンプゲイン 52dB

出力(オーディオアウトプット&モニターアウトプット)

出力インピーダンス 600Ω以上(電子バランス)
コネクタ XLR 3-32タイプ(2番HOT)
基準出力レベル +4dBm
出力レベル可変範囲 -∞~+6dB

性能、寸法、その他

外形寸法(突起部を除く) ケース収納時:W550×D500×H210(mm)
使用時   :W550×D450×H175(mm)
電源 AC:定格AC100V(AC85V~AC130Vで使用可)
      コネクタ XLR 2-32タイプ/メス(2番HOT)
DC:定格DC12V(DC10V~DC14Vで使用可)
      コネクタ XLR 4-32タイプ/メス(2番HOT)
消費電力 25W(ヘッドホン無接続時)
ヒューズ 管入りミゼットヒューズ
カスケード 入力コネクタ :Dsub15-F
入力基準レベル:+4dBm
出力コネクタ :Dsub15-M
出力基準レベル:+4dBm
入出力周波数特性 オーディオ入出力:20~100kHz(±2dB)
外部トークバック:70~8kHz(±2dB)
クロスポイントレベル可変範囲 -∞~+6dB

その他、ご要望に応じたカスタマイズも承りますのでお気軽にご相談ください。



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